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空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑤実験を通じて「あなた」を取り戻そう
2016/07/26
仕事関係

実験を通じて「あなた」を取り戻そう

 

ここからは、これまでの実験を利用して解決を目指していきたいと思います。

 

もしかすると実験から得られる気づきだけで、

「そんなに気をつかわなくてもいいんだ」となっている人もいるかもしれませんね。

 

ですがここでは一歩進めて、「やらされ感」を解消するようにしていきましょう。

 

①空気を読むということは、主体性がなく「やらされ感」がある を解消するために

 

実験を繰り返していく中で、一度中断することを何度かトライして慣れたならば、

「空気を読んで」中断したときに「あなたが選択することもできる」ようになっているはずなのです。

 

といいますのは、あなたが空気を読むことで「反射的に行動する」という、

いつものパターンを何度も中断してきました。

これがすでに1つのトレーニングです。

 

読書

 

 

相手が重いものを持っている 

→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる ) 

→ 中断

→ 観察

 

実験では、観察の結果何が起こるかどうか?に注力しましたよね。

この観察の部分を変更します。

 

ここでは「自分の仕事ではない」と判断して、手伝わないという選択肢を選ぶことができます。

おなじように「頼まれていないけれど、自分から進んで手伝う」ということを、あなたが選択することもできるのです。

 

 

相手が重いものを持っている 

→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる ) 

→ 中断

→ 落としても替わりのモノはあるし、そうなっても彼の成長する経験になる

→ 手伝わないと決める 

→ 自分の仕事を続ける

 

 

相手が重いものを持っている 

→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる ) 

→ 中断

→ 高価で壊れやすい商品だよアレ、やらせて壊れたら絶対後悔する 

→ 手伝って持つ

 

荷物を持つ

 

 

空気を読んで行動した結果、後悔することもあるかもしれません。

「あいつのためにするんじゃなかった」

「自分が大変になって損した」

 

おなじように行動した結果、「相手のためにも自分のためにも良かった!」ということもあるでしょう。

 

空気を読んだけれども行動しないことを選んだ結果、

「どうしてやってあげなかったのか?」

「やってあげたほうがスッキリしたかも……」

という思いが残るとか、後悔や葛藤が残ることも完全にないとは、言えないでしょう。

 

おなじように行動しないことを選んで、

「荷物を背負い込むことにならなくて良かった」とか、

「自分のために時間を使えるから、期限に間に合いそう」

などと感じることもあるでしょう。

 

行動しても、後悔することもあるし、よかったと思えることもあります。

行動しなくても、後悔することもあるし、よかったと思えることもあります。

 

 

どちらを選ぶのか?という判断をするためには、

あなたの長所を活かしてみましょう。

 

いまの状況を観察して( 空気を読んで )、今後どうなりそうか?

 

いままでだと、パッと手が出るとか、代わりを買って出てしまう場面でも、いったん中断します。

 

そこでこう考えるのです。

・○○をすると、こんな結果になりそう

・何もしないと、こんな結果になりそう

ではどちらを選ぶことがいいだろうか?

 

いったん空気を読んだ自分に気づいて、流されることを止めます。

 

そうして「空気を読むとこうなると思うけれど、それを自分がするのかどうか?」

という選択、決断をします。

 

ただ流されるように空気を読んで「行動させられたようになる」ことと、

状況を観察し、過去の経験、持っている情報や知識を利用し、未来を予想することで、

 

「あなた自身で決める」というプロセスを差し込んで決定することの間には、とても大きな差があります。

 

自分自身で決める

 

空気を読んで行動することとは、自動的な行動になり易いものです。

「しょうがないな」

「私がしなきゃ」

だから私が……

こんなふうに自然にしてしまいませんか?

 

そこに自分の意志はあるのか?

それはしたいことなのか?

別の可能性や選択肢はないのか?

 

「なんとなく」「自然に」「つい」という行動をいったん置いて、自分で選んで決める。

 

長く難しく書いてしまったかもしれませんが、

空気を読んで行動できるという長所、得意なカタチ、

言ってみれば自動的なパターン化した順番の中に、

「自分で選んで決める」ということを追加しましょう、ということです。

 

大人としての良識を身につけているのであるならば、

良い結果であっても悪い結果であっても、ポジティブに受け入れやすいはずです。

それは「自分で選択して決めた」という、主体的な判断ですから。

 

自分で選ぶことには責任があります。

同時に「やらされた」こととは、全く違うものなのです。

 

飯野哲夫

 

コーチ 産業カウンセラー 飯野哲夫

 

 

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