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空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑦一方的な損を解決するために(中編)
2016/07/29
仕事関係

一方的な損を解決するために(中編)

 

 

一方的な損を解決するために(前編)」を読まれた方の中には、

それだけでは解決しないと思われた方もいることでしょう。

 

どういうことなのかと言いますと、

一方的な損を解決するために(前編)」で取り上げたことは、

前提として明確な相手がいる、という場合の話なんですね。

 

 

部屋の前の通路に、ゴミが落ちているとしましょうか。

( 部屋の前の通路の部分を、家や玄関、職場の床などに読み替えてもOKです )

 

このゴミについて、感じない人は何も感じないでしょう。

気づきもしないし、目に入っても認識しない。

信じられないようなこともあるんですけれど、そういう人も現実にいますよね……

 

でも、空気を読むことができるような人は、すぐ気づいてしまいますよね。

「なんでこんなところにゴミが!!」

そこで葛藤がはじまるわけです(笑)

ちいさなことですけれども。

 

ここを通る人は「ゴミの前の部屋の奴が拾え」と思うよな、たぶん。

自分も立場が違ったら、そう思うかな?

その空気を読んで、自分で捨てるべきか?

 

でも自分のじゃないし……

片付けたら、また誰か捨てるんじゃないか?

管理人がすることかな?

 

ここを通るのは自分だけじゃないし、誰かが……

無いほうが気持ちはいいけど……

見えないところに蹴って移動しようか?

隣に押し付けるかな?

 

バナナ

 

 

そうして素通りしたものの、帰ってきてもまだあります。

何だかモヤモヤしたまま、仕方なくブツブツ言いながら片付けるあなたの姿が……

 

心は当然のようにスッキリしません。

 

それはそうですよね、

さんざん葛藤して先送りした、結論の出なかったことですから。

 

結局は仕方なしに、ブツブツ言いながら片付ける。

 

 

この「仕方なくやること」、これってどこかで出てきたことなんです。

 

……

 

 

そうですね、

① 空気を読むということは、主体性がなく「やらされ感」がある

ということにつながることなんですね。

 

仕方なくやることには、やらされ感がいっぱいです。

 

 

捨てた奴に拾わされた。

誰も片付けないので、片付けさせられた。

何だか負けたような気がする……

 

意地を張って拾わないこともできますが、ベッドで眠る前に思い出したりすることもあるでしょう。

明日出かけるときには、「無くなっていたらいいな」と期待することもあるかもしれません。

けれどもたぶん、次の朝も目にすることになるでしょう。

 

 

こういうのって、明確に責任者や対象者、当番、担当など、決まった人がいませんよね。

 

家族の誰かがやるはず

職場の誰かがやるだろう。

地域の誰かが担当だろう

行政がチェックするはず

 

責任の所在や担当などが曖昧であると、責めるところや依頼するところもわかりません。

 

有象無象

 

 

誰に向けたらいいのかわからないモヤモヤ感

 

もしもホテルの廊下だったとしたら、迷いなくフロントに告げますよね、きっと。

お金を払って泊まるホテルの共有部分ですから、その責任の所在は明確で疑いのないことです。

 

空気の読める、よく気の付くあなたが、ホテルに教えてあげて、ホテルが片付ける。

ゴミが片付き綺麗になることで、あなたの気持ちもスッキリし、ホテル側も「ご連絡いただきありがとうございました」となる。

 

あなたは親切心を発揮して、ホテルは仕事をし、ほかの宿泊客は目にして不快にならずに済む。

いいことづくめです。

 

けれども相手がはっきりしない場合、気持ちの持って行き場がありませんから、気になる人は気になり続けます。

気になることが無くなる、解消する、あるいは忘れてしまうまで、ずっと気になります。

 

自分がやるのも、なんだか違う。

誰かにやらせるのも、やるべき人がわからない。

 

大騒ぎして問題提起するようなことでもないし、それが適切かどうかなんとも……

かといってそのまま放っておくことも、気になってもどかしい。

 

グルグル回る思考の完成です。

どこかでスパッと割り切らない限り、モヤモヤから抜け出せません。

 

「決断力がない」とも言えるかもしれませんね。

ただ決断するにも、決断する理由や根拠、よりどころがなければ、どうにも決めようもありません。

 

困ってしまいましたね……

 

 困る人

 

 

「なんとなく」でゴミを拾うから気持ちが支配される

 

こんなゴミのことで、いったいどうして熱心に語って、それを読んでいるんでしょうか?

 

馬鹿馬鹿しいですよね、ホントに。

もうゴミに支配されちゃってるようですね(笑)

 

まぁ、気になるということって、そういうものですよね。

それがすべてになっちゃうような感じでしょうか。

 

……

 

 

そこがポイントなんですよね、じつは。

 

ゴミに支配されている、気になることに支配されている。

ここではまさしく、主役があなたではなく、ゴミになってしまっています。

 

ゴミに支配される、ゴミに拾わされる、ゴミにプレッシャーを受ける……

 

基本的な構造そのものは「やらされ感」とおなじです。

そこには主体性がありません。

 

「やらされ感」を解消するためには、

 

『「なんとなく」「自然に」「つい」という行動をいったん置いて、

 自分で選んで決める。」』

 

ということが必要でした。

 

「なんとなく」でハッキリした理由なしにゴミを拾うから、モヤモヤするのです。

 

「つい」目を背けるようにスルーするから、スルーした後も気になるのです。

そこには決めるために必要なものが欠けているのです。

 

 

飯野哲夫

 

コーチ 産業カウンセラー 飯野哲夫

 

 

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