空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑧一方的な損を解決するために(後編) | メディア|カウンセリング/コーチングサービス ボトルボイス

 
検索
Share..
 
  ロゴ スマホ検索ボタン
ロゴ お問い合わせ カウンセリング みんなの相談 コラム
ローディング スマホメニュー背景1 スマホメニュー背景2 PCメニュー背景
 
空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑧一方的な損を解決するために(後編)
2016/07/29
仕事関係

一方的な損を解決するために(後編)

 

空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑦一方的な損を解決するために(中編)

では、

 

あなたの目の前にゴミが落ちていたときに、それが誰の責任なのか不明瞭だったら

あなたのモヤモヤは解消せずに「やらされ感」に支配されてしまうでしょう。

 

というお話しをしました。

 

責任が不明瞭な場合の1つの例として、仕事の場面で考えてみましょう。

 

 

取引先のお願いをどういう基準で判断すればいい?

 

あなたが営業さんだとします。

あなたが入社前からの付き合いで、長年の取引先であるAスーパーから、

通常55円の「ある商品」を今回50円にして欲しいと言われました。

 

ですが50円だと利益がありません、ゼロです。

これは困ってしまいますよね。

 

・新人のときにお世話になり育ててもらった

・今年の売り上げが大変らしいから、何とかしてあげたい

・担当の○○さんはゴルフ仲間だから、どっちにしても気まずいなぁ

・長年の付き合いだから、無下にはできないし……

 

歴史や受けた恩、親しい人との付き合いなど、たくさんのことが押し寄せてきて、決めるに決められません。

どれも理由にはなるけれど、決め手に欠けます。

 

乱数

 

 

こうなると先ほどのゴミとおなじで、思考がグルグル回りはじめています。

 

Aスーパーに困らせられ、Aスーパーに悩まされ、Aスーパーにプレッシャーを受けています

完全に主役はAスーパーで、あなたは影響を受ける側になってしまっています。

 

でも、あなたは営業です。

あなたや事務のB子ちゃん、経理のCさんなど、

みんなの給料のためには、利益がなければなりません。

 

会社だって「ない袖は振れない」ですし、無限に湧き出る泉など存在するのでしょうか?

利益のない取引を積み重ねれば積み重ねるほど、終わりが近づいてきます。

こんなことではあなたの努力や苦労も報われませんよね。

 

 

だとするとやはり、「利益という基準」で考えるよりありません。

 

・今回は断る

( 利益がない仕事は受注しない )

 

・2か月分を変動で契約して、今月は50円で50個、来月は60円で50個とする

( 利益を確保するために、期間を変える、単価、数量で工夫する )

 

・ある商品は50円で妥協して、替わりに別の売り込みたい新商品、困っている在庫をバーターする

( 将来の利益をつくる、抱えている損を圧縮してトータルの利益を考える )

 

 

ほかにもいろいろな方法があると思いますが、

一貫しているのは「利益という基準」です。

 

「あなたが利益という基準を持って、Aスーパーに対して△△する」

という形がベースになっていますよね。

 

 

 

 

一貫した基準がないから主体性がなくなる

 

もしもこの基準がなかったとしたら、どのようになってしまうでしょうか?

 

先方の営業とはゴルフ仲間だから、友達価格と考えよう

( 公私混同、プライベートでの恩恵があるかどうか? )

 

付き合いが長く断れないから、嫌だけど仕方ない

( 付き合いが長いことが基準 )

 

ほかの営業もいるし取引先もあるから、まぁいいか?

( 問題からの逃避、自分が困るかどうか?が基準 )

 

お絵かきボーイ

 

 

何だかゆるゆるの基準で、こういうことがあるごとに頭を悩ませてしまいそうです。

散々時間を掛けて悩まされた相手なのに、結局Aスーパーに選ばされたようになっています。

 

先ほどの「利益」があるかどうかのような一貫した基準がないために、

「自分で選択し、決断した」というような主体性が失われてしまっています。

 

おまけにリスクもありますよね。

会社にダメージを与える、上司に怒られる、公私混同の程度によっては処分を受ける……

 

 

決断する理由や根拠

 

やはり営業だったら「利益」がスタート地点です。

そこから考えて、選択し、決断する。

 

白いスタートラインがしっかりと引かれていたら、スタート地点に迷うことはありません。

 

 ライン

 

判断も早いですし、たとえ悩むことがあったとしても、

自分の基準( 会社の基準 )に従って、正しい後悔のない判断をした

と自信を持てるのではないでしょうか?

 

ちょっと考えてみると、こうした基準とは身近なものです。

 

法律、社内規定、校則、宗教の教義、信号などの交通ルール……

お堅い社会的なルールのようなものから、慣習、文化的なルール、その人の独自のものまであります。

 

・お昼はワンコインで

( 予算内か? )

 

・会社では机やロッカーはキレイ、掃除もするけれど、自分の部屋の掃除や整理はあまりしない。

( プライベートかパブリックか? 仕事か? )

 

・人前ではスーツにネクタイなどキッチリしているけれど、家ではステテコに腹巻

( まわりが身内か他人か? )

 

 

 

では、冒頭のような「部屋の前の通路に、ゴミが落ちている」とき、

どんな基準でスタートして判断したらいいのでしょうか?

 

この場合は法律などの社会的なルールではないようですね。

どちらかといえば、個人的なことになるでしょう。

 

あなたのマイルール、信念、主義、モットーなどになりそうです。

でも、「そんな難しいことを言われても……うーん」と困ってしまう方もいるのではないかと思います。

 

そんなときにおススメの、誰でも使える基準は、「後悔するかどうか」です。

 

風景

 

 

その決断で「後悔するかどうか」を基準にする

 

あとで何度も思い返してモヤモヤするよりも、いま拾った方が後悔しない。

そう思うなら、拾った方がいいですよね。

 

ここで拾っていたら遅刻する、テストに間に合わなかったら後悔しきれない。

それならいまは通り過ぎて、テストを優先することが正しい決断です。

 

私は( どちらが後悔するか?という基準を持って )

ゴミをいま拾うことを選んだ。

 

私は( どちらが後悔するか?という基準を持って )

テストを優先と決断した。

 

なにせ後悔しないほうを選んでいますから、わずかな可能性ですけれども、

後で後悔することがあったとしても、もう片方の選択肢より後悔しないはずです。

 

「あのときはベストの判断だった」と言い訳を用意できます(笑)

なによりも自分で答えを出したその選択と決断に、意志や強さを感じませんか?

 

こうなると、「選ばされた」選択とは明らかにその質感が違います。

「させられた」という受身から、「自分の基準で選んだ」につくり変えるのです。

 

本当のところ、判断の根拠となる基準とは、何でもいいのです。

 

こういってしまうと無茶苦茶だと思うかもしれませんが、

1番大事なことはあなたがその基準で「納得できるかどうか」になります。

 

美しいか、正しいか、誠実か、自分らしいか、カッコいいか、( 家族や子供に )誇れるか……

あなたが1番ピッタリだと思うものでもいいのです。

 

そもそもこんな風に思う人は、ここまで読んでいないと思いますが、次のような基準でもいいのです。

 

「こんなにごちゃごちゃ考えずに拾えばいいんだ、回りクドイ!その方がすっきりする!!」

 

そう思うならば、それは

「自分にとって、ごちゃごちゃすることよりもスッキリしたと思えることが大事」

という基準を持っているということなのです。

 

ここでは「後悔」という基準をおススメしておきます。

 

あなたがテーマとなる信念やポリシーをもっているならば、

「それに照らして、いまどうするべきか?」と自分に問いかけてみてください。

 

そうすることで、案外カンタンに答えは決まってくるでしょう。

 

飯野哲夫

 

コーチ 産業カウンセラー 飯野哲夫

 

 

空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑥一方的な損を解決するために(前編)

 

空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑦一方的な損を解決するために(中編)

 

このページをシェア
 

現在63名のカウンセラー/コーチが
あなたの相談を待っています。

今すぐ相談をする

 

おすすめ記事

 
空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑧一方的な損を解決するために(後編)
空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑧一方的な損を解決するために(後編)

2016/07/29
仕事関係