ほとんどのクライアント様が、あなたと同じ思いをもっています。
なぜなら、悩みを抱える人は「優しい人」が多いからです。
「優しい人」は、他人を動揺させたり感情を傷つけたくないために、
何らかの問題や感情を避けています。
そして「優しさ」の裏には、次のような自虐的信念が隠されています・・・
・他人を喜ばせる
・怒りへの恐怖
・対立への恐怖
・感情の完全主義
・否定的感情の恐怖
カウンセラーやセラピストの役割とは、様々な心理技法、心理教育を用いて、
クライアント様の悩みを解消するために「手助け」をすることですが・・・
「手助け」の本質とは「道具」です。
すなわち、カウンセラーとは単なる「道具」なのです。
「道具」は使わなければ効果を発揮しません。
それゆえ、カウンセリングとは、カウンセラーという「道具」を使って色々トレーニングをすることであり、
そうすることによって、最も効果を発揮します。
例えば、次のような挑戦をしてみて下さい・・・
・「カウンセラーに対して否定的思考を爆弾のように浴びせます!」
・「カウンセラーが怒りそうな言葉を意図的に選んで話します!」
これらの挑戦を受けたカウンセラーの反応を観察してみて下さい・・・
そして、次のように自問してみて下さい。
「さて、私はカウンセラーに嫌われただろうか?(笑)」と。