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お盆の由来
2016/08/15
心の充実

お盆の由来

 

みなさんは、お盆の由来を知っていますか?

 

ご実家から離れている人は、お盆にご実家に帰って、お墓参りをしたり、
お仏壇の前に、お盆のお飾りをしたり、


「家族揃って、ゆっくり休暇を過ごす日」というような、
習慣になっているように感じますが、いかがでしょう?

 

 

お盆を正式に書くと、「盂蘭盆」 

読み=うらぼん と書きます。

 

お盆

 

これは、サンスクリット語でウランバナ(uiiambana)から来ており、
意味としては、「逆さまに吊るされているような大変な苦しみ」

のことを言うそうです。

 

お釈迦さまは大変な苦行の末、

川を渡る小舟の親子がビワを奏でている音色を聞いた時、


弦(げん)は張り過ぎれば切れてしまうし、緩みすぎては良い音色が出ない。
いい音を奏でるには、張り詰めてはイケナイんだと悟ったと言われています。

 

その心が、張り詰めて苦行に耐えなければならない事への疑問となり、
施し(ほどこし)を受けてもいいのではないか?
という悟りに辿り付いたと言われています。

 

そして、苦しんでいるものに施しを与えてもいいという、
施餓鬼(せがき)という教えが生まれたと言われています。

 

これが日本に渡り、ご先祖様以外の無縁仏さんや供養されない精霊にも、
施してもいい日として、盂蘭盆会(うらぼんえ)として受け継がれていると言われています。

 

日頃、ご供養を受けることができない飢えた鬼と書いて餓鬼たちに、
施しを与えることによって、自分たちのご先祖様たちが悩みや苦しみから、
救われるとも言われています。

 

 

お中元とは命の元の中心に感謝するということ

 

稲

 

 

元々、農耕民族であった日本人は、日本語の中に意味を込めて、

たくさんの知恵を伝えてくれています。

 

四季についても、

 

春には稲穂が張るように。
夏には実りが成るように。
秋には豊作を飽きるほど食べて体力を付けて、冬に備えるように。
冬は夫婦で寒さをしのぐ為に抱き合って、魂が増ゆるように。

 

というように、四季折々に、やるべきことを例えて言葉を作って伝えてくれています。

 

 

夏に実って成った作物を、命の元の中心となる父、母に

感謝の気持ちを持って御礼に行くことが、お中元の語源と言われています。

 

まず、親に感謝の報告をして、家族揃って、

お仏壇やお墓で先祖さんたちに、感謝の気持ちを込めて、

 

供養をして、先祖さんたち以外にも施しをして、
誰もが満たされた気持ちで、仲良く過ごすのが、

お盆の正しい過ごし方だと思われます。

 

 

心の弦(げん)のチューニングをしましょう
 

琵琶

 

 

お釈迦さまが悟ったときの気持ちを感じて、

 

自分の心の弦(げん)は張り詰めて切れかかっていないか?

緩みすぎて、良い音色が出ないんじゃないか?

 

と心の弦(げん)をチューニングしてあげるというのも、大事なことだと思います。

 

日々、私たちは、気ぜわしく、忙しく、追われるような生活をしています。

 

お盆休みが取れる方は、ぜひ、ご実家や、先祖さんたちの居る所を訪ねて、

日々、頑張れていることを感謝して、立ち止まって、

心の弦(げん)の状態を確かめてみてください。

 

ご先祖様たち以外にも、施してあげる気持ちを持って、

お供えをしたり、お経を読んでみてください。

 

きっと、普段では気付けないことに気が向いていくと思いますよ。

 

お盆の風習、大事にしていきたいですね。

 

田辺寿夫

 

 メンタル心理カウンセラー 田邉寿夫

 

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