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増える6月病!?気軽に行こう、心療内科

6月病をご存知ですか?

 

6月も下旬に差し掛かりました。

 

今年は梅雨入りしたものの雨が少ない気がしています@東京。

 

梅雨時期の雨や湿気にめっぽう弱い私は個人的には嬉しさもありつつ、

 

ただ、水不足などはやはり気がかりです。

 

そんな6月ですが、

 

最近では、5月病ならぬ、

 

6月病なるものがあるそうですね。

 

気になって調べて見ましたが、

 

概ね5月病と似たようなところかと思います。

 

どちらも医学的な概念ではなく、

 

言うなれば「適応障害」に近いのではないでしょうか。

 

ざっくり言えば、

 

4月に年度が変わり、新しい環境などに対してエネルギーをいつもより使っていることにより、

 

疲れが溜まってきているところに、気候の変化や寒暖の差もあり、自分のキャパを超えてしまい、気持や身体に不調をきたしている状態

 

とでも申しましょう。

 

※海外では、月曜日の憂鬱はあっても、年度始まりが9月であることや四季の有無などにより5月病の概念はなかなか耳にしないようです。

 

症状など、具体的なことは、先月の記事をご参照ください。

 

GWが明け「5月病」がやってくる前にできることを考えよう

 

 

5月でも6月でも、こうした疲れから心身の症状が出ているのであれば、

 

その対処の一つとして「心療内科受診」があります。

 

心療内科に行くタイミングって?

 

カウンセリングの場面でもよく聞かれることです。

 

回答としては、

 

「症状が何かしら出ているなら、早いなら早いほうがいい」

 

と個人的には、思います。

 

もし、いきなりの心療内科に抵抗があり、丁寧に段階を踏むのであれば、

 

・頭痛や吐き気、胸のドキドキがひどいなら内科、

・胃が痛いなら胃腸科、

・生理不順が起きているなら婦人科

 

など専門診療科を受診し、血液検査や精密検査などを行い、身体自体に問題がないかどうかをまず調べてみるのは良いかと思います。

 

その上で、「身体に問題はありません、ストレスですね」

 

と言う発言が医師から出てきたタイミングで心療内科にかかる方は一定数いらっしゃいます。

 

心療内科は何をしてくれる?

 

結論から言えば、薬を処方してもらえて、症状が緩和され、

 

出来ることの種類や幅が広がります。

 

特に、身体や心のつらさは意思でどうにか出来にくい面もあるので、

 

服薬により、心身の辛さが少し楽になると、気持ちに余裕が生まれます。

 

気持ちに余裕ができると、視野が少し広がります。

 

格闘ゲームのストリートファイターⅡに出てくる「キャミィ」と言うキャラクターの自己紹介のページには、こんな記載があります。

 

嫌いなものは「機嫌が悪い時に目に映るすべて」

 

これを見て、子ども心に衝撃を覚えたものです。

 

これは、ものをどのように認識するかに、

 

その人の気分が少なからず影響を与えるということです。

 

気分が落ち込んでいるときは、

 

悪いことしか考えられなくなりがちです。

 

服薬することで余裕が生まれ、視野が広がったり、

 

物の見え方が変わったりすると、

 

問題の対処がしやすくなるメリットがあります。

 

「心療内科の先生は症状を聞いて、薬を出して、様子をみましょうしか言ってくれません」

 

「3分間診療。なんならカップ麺も出来上がりません」

 

などと、言う方も少なくありませんし、

 

このようなケースは珍しいものではないかとも思います。

 

心療内科は、困っている身体や気持ちの症状を緩和するために薬を出すところ、

 

と、いっても大きな異論はありません(その限りではありませんが)

 

もちろん、患者さんとの対話を重視したり、薬が合わない方に根気強く薬の調整をしてくれる医師もいます。

 

が、なかなか出逢いにくいのも現状のようです。

 

なので、対話を重んじるカウンセリング的な精神療法を強く期待すると、

 

がっかりしてしまうことは少なくないかもしれません(あくまで個人意見)

 

また、医師の中に、薬はあくまでその状況を乗り切るための対処療法だから、

 

根本を解決しないと辛いままだよ、と言う方もいます。

 

気持ちや身体、こなして行く物理量などのキャパを超えてしまったが故に、

 

心身や行動に何らかの症状が現れるようになった状態の時に、

 

症状を緩和することで一時的に余裕が生まれ、

 

現実検討が可能になったり、冷静に対処することができたりして、

 

根本解決につながる手立てが考えられると言う面では、

 

対処療法にも意義があります。

 

この根本解決というものを行う時に、

 

自分自身の性格や価値観、行動特性や習慣などを振り返るところには、

 

カウンセリングが役に立てるところだと私は思っています。

 

じゃあ、どこの心療内科にかかればいいの?

 

まずは、通いやすさです。

 

一度受診して終わりということは少ないでしょう。

 

仕事の帰りに行きたい人、土曜日に行きたい人、

 

昼間行きたい人、夜行きたい人、など立地や時間帯を考慮して、

 

継続して行きやすいというのも大事な目安です。

 

まずは、「駅名+心療内科」などで検索し、自分に都合のいい機関を探してみましょう。

 

ただ、立地だけで選んで失敗するよりは、

 

少し時間がかかっても、行ける範囲、までは視野は広げていいと思います。

 

そして、最終的には主治医との相性ありきです。

 

余計なことは言わないで薬だけをただ出してくれればいいという方と、

 

話をちゃんと聞いてほしい方では、

 

ただ、薬を出すだけの医師の評価は分かれます。

 

なので、一概には言えませんが、

 

「精神保健指定医」と言う精神診療の専門医である資格を持っている、

 

と言うのは一つの基準と考えられます。

 

精神保健指定医は、精神科3年以上を含む5年以上の臨床経験を有する精神科医が講習を受けた上で得られる資格ですので、

 

一定の安心の担保となるでしょう。

 

働いている方で、仕事にまつわるストレスであれば、

 

産業医の資格を持っている医師の存在は心強いかと思います。

 

あとは、クリニックなどのホームページを見ると、

 

薬に対する考え方や相談例などが載っている場合もありますので、

 

チェックしてみてください。

 

その際に、ホームページの雰囲気なども含めた好みなども直感的に役に立つことがあります。

 

「なんだこのサイトは・・」と思いながら受診した機関よりも、

 

「このテイストは好きだな」と思って通院した機関は、

 

医師の実際の雰囲気とサイトの雰囲気がマッチしていたと話す方もいます。

 

また、初対面の印象も大事ですが、

 

薬を飲み始めた時に、薬が合わないこともあるかもしれません。

 

めまいがひどいとか、朝が起きられないとか、人によっては副作用も出ます。

 

しかし、専門家ではないので薬についてはなかなか切り出せない、

 

質問をしにくい、と感じることもあるかもしれません。

 

それでも、思い切って聞いた時に、

 

誠実に答えてくれないと感じるとか、スルーするとか、

 

取り合ってくれないように感じることが続くのであれば、

 

他の医療機関へ、セカンドオピニオンなども検討するのもひとつです。

 

 

心療内科はもっとかかりやすくていい・・はず

 

うつ病などの心の不調で精神科や心療内科を受診する人は増加傾向にあります。

 

平成26年の厚労省のデータでは、精神科の医療機関を受診した患者数は、

 

約392万人であり、平成11年の204万人から倍近く増えています。

 

うつの方が増えたのか、心療内科にかかりやすくなったのか、

 

正確な理由はわかりません。

 

「うつは甘え」的な精神論も根強いですが、

 

甘えであろうとなかろうと、

 

自分のキャパが超えてしまった中で、

 

心身に症状が現れているのであれば、

 

薬を処方してもらって症状を緩和させる、

 

ということに、

 

理解が増えるといいなぁと思っています。

 

それは、単に心療内科にもっとかかりましょう、ではありません。

 

自分自身の得意・不得意や、体調や機嫌などをよく観察して、

 

無理をし過ぎないで、やれることを考えることや、

 

無理をするなら休息をとることなど、

 

上手に加減ができるようになる、ことが大切であり、

 

何かしらの不調が出ている時に、

 

必要な選択肢に心療内科があげられるようになることが理想的なことなのかなと思います。

 

 

7月の3連休まであと約1ヶ月です。

 

くさタイプのポケモンが、

 

瀕死の状態で回復薬も使わずに、

 

ほのおタイプのポケモンに戦いを挑むような生活はハードです。

 

それはやめましょう。

 

自分の特徴を知り、

 

自分の体調と相談をして、

 

無理をし過ぎずに、

 

どうかお過ごしください。

 

 

NPO法人日本オンラインカウンセリング協会   理事 中村洸太(臨床心理士)

 

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